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危険物取扱者(乙種3類)

Categories 受験記録
消火器

危険物取扱者(乙種3類)という資格について

危険物取扱者(乙種3類)は、消防法に規定された国家資格のひとつ。
第三類の危険物の取り扱い、立ち会いを行う為に必要とされる資格です。

第三類の危険物というのは、自然発火性物質、禁水性物質といった、水をかけると逆に発火してしまう特殊な物質のことです。
この資格試験では、自然発火性物質・禁水性物質が空気中で発火の危険性があるかどうかを示したり、水と接触して発火したり、可燃性ガスを発生させる危険性があるかを判断できるかを求められます。
第三類危険物は、一般的な日常生活では取り扱うことがなかなか無いようなものが多いのですが、これらの資格を取得しているということは、危険物取扱者として重要なことでしょう。

試験科目は、「危険物に関する法令」、「物理学及び化学」、「危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法」、という3種類から成り立っています。
ちなみに、乙4免状を持っていると、「危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法」の科目だけで受験することができます。

危険物取扱者(乙種3類)の試験対策

これまでの出題のベースは、ほぼ過去問から出されている傾向が強いです。
そのため、しっかりと過去問を解くことが合格への近道であると考えられます。

こちらのサイトで過去問題などが掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。
>>http://kaerukamo.ciao.jp/otu3ruimogi/
過去問をベースに学習を繰り返し、自分がミスしやすい項目を重点的に学習するようにすると、効率良く学習を進めることができるでしょう。

また、乙4種を合格していれば受ける科目が1科目になるので、こちらの受験も考えているのであれば活用することをおすすめします。
物化、法令問題も出るために、科目免除が活用できそうであれば、どんどん活用したほうが学習の負担が減っていくはずです。

試験は全体の6割以上の正解で合格できます。
毎年、合格率は70~75%ほどとなっているので、しっかり勉強すれば取得できるのではないでしょうか。

ニーズ

転職の際に活かすことができる資格でもあります。
危険物取扱と聞くと、まっさきに思い浮かぶのがガソリンスタンドだと思いますが、それ以外にも活用できる職場は意外と多いのです。
例えば、塗料関係・燃料関係・化学工場などの職場で必要とされており、資格保持者は給与面や待遇面でも優遇されることがあるので、取得して損は無いでしょう。

受験の制限が無いために、社会人だけでなく高校生や学生なども多く受験をしています。
また、職場での資格手当を導入している会社も少なくありません。

危険物取扱者(乙種3類)の試験

危険物取扱者(乙種3種)は、受験制限はなく、誰でも受験することができます。
また、試験の実施回数が多くあるためにチャンスは一度ではありません。
自分の仕事やライフスタイルに合わせて学習を進めていき、タイミングの良いときに受験することができるところが嬉しいポイントですね。

試験はマークシート方式で、記述も面接もありません。
全体の6割以上の正解で合格することができるので、過去問などでも6割以上を目指して勉強していきましょう。